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2006 年 11 月 10 日

ウニの遺伝子数は、人間とほぼ同じ

ウニのゲノム(全遺伝情報)の解読を、欧米の研究チームが完了したのだそうです。

ウニの遺伝子数はヒトとほぼ同じ2万3000個で、遺伝子の70%がヒトと共通しているそうです。 研究チームは「遺伝子レベルでは、ハエや線虫に比べヒトに近い。このデータは進化の解明につながる」と発表しました。11/10付の米科学誌「サイエンス」に発表するそうです。

解読によると、ウニのゲノムの大きさを示す塩基数は8億1400万対で人間の4分の1であり、チンパンジーとヒトは99%の遺伝子が共通しているが、ハエとヒトは40%とされています。

また今回の解読で、ウニは生まれながらに病原体を認識するよう働く遺伝子をヒトの20倍多い200個以上持つことも判明し、研究チームのカナダ・トロント大の日比野拓研究員は「病原体の感染後に得る獲得免疫を持たないことを反映していると考えられる。ヒトの感染防御の仕組み解明にも役立てたい」と話しています。

ウニは、せきつい動物と共通する祖先から5億2000万年前に分かれたと推定されています。生物の発生過程などを調べる実験によく利用される動物として重宝されています。

2006年11月10日付毎日新聞ウェブサイトより
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2006 年 9 月 27 日

ウニのトゲについての実験 | トリビアの泉

今年の2月のことでした。 一通のメールが届きました。 あの「トリビアの泉」を製作されているスタッフの方からでした。

「ウニのトゲが指などに刺さった場合、おしっこをかけるとそのトゲが溶けてなくなる」という話がありますが、それは本当なのでしょうか?

このような質問をうけました。 私はそのような話は聞いたことがなかったのですが、一応実験してみようということになりました。 しかし、しばらく観察を続けてみても、ウニのトゲはいっこうに溶ける気配がありません。 数日間の実験を続けてみたのですが、まったくウニのトゲは溶けることはありませんでした。

その実験結果を画像を添付して、スタッフの方にお送りしました。 結果を知り、非常に残念そうでした。 よって「ウニのトゲはおしっこで溶ける」というトリビアは成立しなくなり、どうやらボツネタとなったようです。

マハタの稚魚

刺身や煮付けで非常に美味しいマハタの生産技術開発で、大分県佐伯市上浦の県農林水産研究センター水産試験場が、過去最高の人口種苗(稚魚)の生産に成功したそうです。

養殖のマハタは1kg/2500円前後で取引されており、流通の期待が高まります。

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2006 年 9 月 5 日

EM菌で海を浄化

みなさんはEM菌というのをご存知でしょうか。

EM菌とは、有用微生物群のことで、乳酸菌や、酵母菌等の微生物を含み、アンモニアやメタンガスなどの汚染物質を分解する働きがあるのだそうです。

そんなEM菌を団子状に丸めて、長崎県茂木小学校の児童たちが、水質浄化を願いながら、海に投げ入れたのだそうです。

近年、「海の環境の悪化」が問題となっているなか、ほほえましくもあり、きっと良い効果が現れる活動だと思いました。

-9/4付 朝日新聞より-

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